neko no pannya

子宮筋腫、不妊、顎変形症の治療記録と、それにまつわるエトセトラ

子宮筋腫手術後も残る更年期障害がつらい。服用している漢方薬と気を付けていること

子宮全摘手術から1カ月が経過してもなお残る更年期障害。術前治療の一環で、女性ホルモン産生を抑えるために行っていたリュープリン注射の副作用として現れています。

主な症状は、ホットフラッシュ(急なほてり・発汗)、倦怠感、不安感、頭痛です。あと、物忘れも増えた気がします。

特に悩まされているのはホットフラッシュ。時と場所を選ばず急にカアーッと熱くなってきて、顔中に汗が出て、体も熱いためコートなんかは着ていられずに脱ぎますが、この冬の時期に、それはかなり異様な光景だと思います。

その熱が引くと今度は一気に寒くなったりするので、急激な“熱い”からの“寒い”で疲れてしまいます。それが一日に何度となく発生するのです。

 

術後1カ月検診の際に、症状を抑える薬があれば処方してほしい旨を伝え、先生が出してくれたのが「当帰芍薬散」でした。

 

当帰芍薬散の効果・効能

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当帰芍薬散の効果・効能として、薬の説明書には「めまい、疲労感、更年期障害、生理の乱れ、腎臓の炎症、むくみ、痔等を改善します」とあります。

 

ツムラのホームページも調べてみる

ツムラのホームページには、より詳しく説明が書かれていて、気になった点も「よくあるご質問」にありました。

 

「血(けつ)」の不調を改善する

血液の巡りをよくして、体を温める効果が期待される“産婦人科の三大漢方薬”の一つで、対象となるのは痩せて体力のない「虚証(きょしょう)」の人。

月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、貧血、疲労倦怠、めまい、立ちくらみ、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え、しもやけ、むくみ、しみ、耳鳴りなど

…と列挙されている16症状のうち10個当てはまっています。

まだ服用を始めて5日ほどで効果も実感できていませんが、一つでも多くの症状改善を期待します。

 

ちなみに、“産婦人科の三大漢方薬”のほかの2つは、加味逍遙散(かみしょうようさん)と桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)だそうです。

 

服用時間について

ホームページでは薬の服用は食前または食間とありますが、病院の説明書には食後と書かれていたので、どちらがいいのかという疑問がわきました。

漢方薬は基本的には食前または食間の服用とされている。そのほうが吸収がよいため。しかし、胃が弱かったり、飲み忘れを防ぐために食後を指示されることもあるため、医師の指示に従う。

 

効果が現れるまでの期間

漢方薬はどれくらいの期間服用したら効果が実感できるのか。

→1カ月程度で症状改善を判断されることが一般的。症状の改善が見られたら、継続することが多い。

 

先生も「あと1カ月ぐらいで収まってくると思うんですけど」とおっしゃっていたように、「1カ月」が判断の目安のようです。

 

良薬は口に苦し

当帰芍薬散の個人的な感想は、“味がまずい”と“1包の量が多い” です。つまり飲みにくい…

最初のうちは1包を口に入れ、水で流し込んでいたのですが、粉薬のため唇の裏に入り込んで残ってしまったりするので、思いついた策は“オブラート”です。

 

最近のオブラート

オブラートを買いに行くと、円形と袋状になっているタイプの2種類がありました。

袋状のタイプは初めて見たので、物珍しさもあり使ってみることにしました。

 

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紙製の“オブラートスタンド”がついていました。

こんな感じに組み立てて使ってみるが…

 

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スタンドはなくてもいいかな、というのが正直なところ。これを都度組み立てるのは手間だし、衛生的に保管しておけるスペースもないので、以後お蔵入りとなりました。

 

余分なオブラートを折りまとめて、飲む状態にすると…

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3センチほどあります。なかなかの大きさですが、薬が口の中に散らかることはなく飲みやすくなりました。

粉薬が飲みにくいと感じている方は、試してみることをおすすめします。

参考までに、100枚入りで税込み516円でした。(ドラッグストアで購入)

 

更年期障害で気を付けていること

女性ホルモンの値が正常に戻るまでは、意識的にイソフラボンとカルシウムの摂取も心がけています。なるべく食べ物からとりたいと思っているため、イソフラボンは納豆や豆腐・豆乳などの大豆製品、カルシウムは吸収率がよいとされる牛乳をメインに、あとは間食にチーズや小魚スナックなどを食べるようになりました。

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